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Delphiニュース

常に新しい、不変のDelphi – Delphi 2009以降の新機能

この記事はJim McKeethによるAlways New, Always Delphi – New Features since Delphi 2009の抄訳です。

1995年2月14日、サンフランシスコで、Anders HejlsbergがDelphiのローンチを発表したときに、Microsoftのスタッフの一部が椅子から転げ落ちたという逸話があります。アンダースはスタンディングオベーションを受けました。これにより、彼は翌年マイクロソフトのDistinguished Engineer and Technical Fellowとして招かれました。その後、彼はJ++、C#、そして Typescript をデザインし、2001年の Dr. Dobb’s Excellence in Programming Award を受賞しました。

2005年に、Delphiの10歳の誕生日を祝うために、AndersはDelphiチームに次のe-mailを送りました。

やあ みんな、

想像してください、10年前のことを。私はまだサンフランシスコでのバレンタインデーのローンチのことを覚えています。あれはすごい瞬間でしたね。毎日何千人もの人々からスタンディングオベーションを得る機会はなかなかありませんので、それは爽快でした。

その後、何年もの間、ローンチに参加していたマイクロソフトの関係者からは、周囲の人々からずっと感嘆の声が漏れていたことを私に教えてくれました。そしてデモで General Protection Fault を強制的に発生させた後も、アプリが動作しつづけたことに強い衝撃を受けたことを。これは本当に良い素晴らしいものでした!

実は、ローンチトークで使用したスクリプトとすべてのデモファイルを見つけました。それはすべて添付の.zipファイルにあります。小さな “speed is” のクリップに示されているアテナの胸像は、今は私のホームオフィスに鎮座しています。

Anders

1261.23027_original_delphi_1_launch_script_and_project_files.ZIP

私はビデオクリップを見つけることができませんでした(引き続き探します)が、スクリプトとソースコードは現在もダウンロード可能です

1995年以来、たくさんのことが起こりました。DelphiはもともとWindows 3.11用の16ビットコンパイラとしてリリースされました。その年の後半には、Windows 95が本格的な32ビットOSとして登場し、Delphi 2はそれをサポートする32ビットコンパイラとともに間もなく登場しました。この先、何年にもわたって、Delphiは常にWindowsアプリケーションを構築するための最良の開発ツールでした。新しいWindowsリリースがあるたびに、DelphiはそのOSとそのすべての新機能をサポートするように更新を繰り返してきました。
2002年には、Delphi 7が人気のピークを迎えました。しかし残念ながら、Delphi 8は.NETに焦点を当てていました。Microsoftは、Windows Vistaは.NET専用のプラットフォームであると示していたからです。

2007年は、Delphiが復活し始めたとき、そしてNick HodgesがDelphi 7以降の新機能の3つのリストをまとめたときです(ヒント:たくさんあります)。

Delphi XEは2010年にリリースされました。それは今から8年以上前のことですが、この間にたくさんのことが起こりました。これは各リリースからのハイライトの簡単なリストです。私はいくつかの重要な機能を逃したと確信しています。

  • 2009: Delphi 2009 – Unicode, ジェネリクス & 無名メソッド
  • 2010: Delphi 2010 – コンポーネントツールバー、IOUtils、ジェスチャーフレームワーク、NameThreadForDebugging、および多数のIDE機能
  • 2010: XE – Amazon EC2とMicrosoft Azure Cloudのサポート
  • 2011: XE2 – 64-bit WindowsおよびmacOSのサポート、FireMonkey、VCLスタイル
  • 2012: XE3 – デバイスセンサーのサポート、FireMonkey機能の拡張、FireDAC
  • 2013: XE4 – モバイルフォームデザイナを備えたiOSプラットフォーム
  • 2013: XE5 – Androidプラットフォームのサポート、RESTサービスクライアントライブラリ
  • 2014: XE6 – アプリ内課金と広告サポート、アプリケーションテザリング
  • 2014: XE7 – FireUIとプラットフォームサービスがモバイルとデスクトップを統合、並列プログラミングライブラリ
  • 2015: XE8 -ビーコン、非同期プログラミングライブラリ、iOS 64-bitサポート、マルチデバイスプレビュー
  • 2015: 10.0 Seattle – Windows 10およびWindows RT APIのサポート、MongoDB、Androidサービスとインテント
  • 2016: 10.1 Berlin – エンタープライズモビリティサービス(EMS / RADサーバー)、BeaconFence
  • 2017: 10.2 Tokyo – Linux(64-bit)プラットフォームのサポート、VCL High-DPI
  • 2018: 10.3 Rio – Delphiの言語機能、PerMonitorV2、Androidのネイティブコントロール

2011年に、Delphi は Windows 64-bit と macOS の2つの新しいプラットフォームを追加しました。その後、私たちのお気に入りの開発ツールでサポートされるプラットフォームは合計8つに広がりました。Delphiは間違いなく16-bit Windowsから大きく進歩しました!

  1. Windows 32-bit コンパイラ
  2. Windows 64-bit コンパイラ
  3. Windows RTプラットフォームライブラリ
  4. macOS
  5. iOS 32-bit
  6. iOS 64-bit
  7. Android(アプリとサービスの両方)
  8. Linux 64-bit Server

https://blogs.embarcadero.com/wp-content/uploads/2020/08/1780.Always-New-Delphi-_2D00_-Platforms.png

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