エンバカデロテクノロジーズでは現在、主力のデータベースエンジン InterBase の次期メジャーリリース版である InterBase 15 を開発中です。
(今回の InterBase 15 から「InterBase 2020」のような年号ではなく 内部バージョン番号 を製品名として採用しています。)
InterBase は、Windows および Linux 上の従来型 RDBMS(リレーショナルデータベース管理システム)として使えるだけでなく、デスクトップやモバイル用途で埋め込み型データベースとしても利用可能です。その汎用性の高さ、非常に小さいメモリフットプリント、そして手頃な価格に対する高い価値が特徴です。
InterBase 15 の大きな特徴は、Windows Server 2025などの最新のプラットホームの対応に加えて、セキュリティ機能が向上しています。
このブログ記事は、まだリリース前のバージョンに基づいています。正式な製品版 (GA リリース) が出るまで、紹介されている機能すべてが確定とは限りません。
セキュリティと暗号化を重視
InterBase は、データ保存時および通信時の暗号化をサポートする機能を、比較的早期から備えてきました。現代では、プライバシー法規制やセキュリティ重視の流れのなかで、データの「保存時暗号化(at rest)」と「通信時暗号化(in transit)」は、開発者にとってほぼ必須と言える要件です。
InterBase 15 では、この暗号化/セキュリティの分野でさらに前進することを目指しています。主な強化点は次の通りです。
- AES 256 ビット暗号化を唯一の暗号化モデルに
弱い暗号化方式を排除し、暗号化方式の選択肢をAES-256 に一本化します。
InterBase は、過去にはデータベース全体を暗号化する機能に加え、特定のテーブルや列のみを暗号化することも可能な点で比較的珍しい存在でした。現代の CPUパワーであれば 暗号化による性能低下はほとんど無視できるレベルとされています。 - パスワードハッシュに SHA-256 を採用
より安全なパスワード保存と通信を実現するため、従来方式から SHA-256 に移行する予定です。これにより、認可された利用者だけがデータにアクセスできるようにします。 - FIPS 140-3 準拠対応
アメリカ政府機構であるNISTが定めるセキュリティ準拠規格 FIPS 140-3 に対応予定です。これは特に金融、医療、政府機関など一定のセキュリティ基準が求められる業界で要件となることがあります。
詳細はウェビナーで!
InterBase 15についてさらに詳しく知りたい方は、ウェビナーに登録してご参加ください。
日付:2025年10月8日(水)
時間:午前2時00分 ~ 午前3時00分(日本時間)
どうかInterBase 15 にご期待ください
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