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C++Delphiアップデート

RAD Studio 10, 10.1, 10.2 向けファイルパーミッションパッチをリリースしました [JAPAN]

この記事は、Marco Cantu によるRAD Studio 10.x Files Permissions Patch Releasedの抄訳です。

エンバカデロは、Delphi/C++Builder/RAD Studio 向けのファイルパーミッションパッチをリリースしました。これは、GetIt Webベースのインストーラを使用してインストールされたRAD Studio 10,10.1.xおよび10.2.xのすべてのバージョンが対象です。

このパッチはインストールの状況により、適用が不要なケースがございます。一覧表にしましたので、こちらをご参照ください。

バージョン 2018年6月以前のGetIt Webインストーラ 2018年7月リリースの10.2.3ビルド3231向けGetIt Webインストーラ ISOオフラインインストーラ
10 Seattle 必要 不要
10.1.x Berlin 必要 不要
10.2.x Tokyo 必要 不要 不要

なお、Delphi/C++Builder 10.2.3 Community Edition をインストールしたユーザは、このパッチは不要です10.2.3 Community Edition に対応したインストーラは2018年7月リリースのビルド3231です。
(※上記の表は、よりわかりやすくするために訳者が追加作成したものです)

GetItベースのインストーラは、C:\Program Files (x86)\Embarcadero\Studio\1x.0\ のようなフォルダへのインストールを行いますが、このときに read-write または read-write-execute の権限を設定していました。しかしこれは C:\Program Files (x86) サブフォルダに対する通常の権限設定である read または read-execute とは異なっています。

このため、GetItベースのオンラインインストーラで 10.x をインストールした場合は、このパッチを適用することをお勧めします。このパッチの目的はインストール済みファイルに対する意図しない書き換えを防ぐことです。実行可能ファイルは署名されているので影響を受けませんが、その他のテキストや中間バイナリファイルが影響を受ける可能性があります。

このパッチは実行可能なバイナリで提供されます。最新のRAD Studioインストールフォルダをスキャンし、適切に制限されたアクセス権限でファイルのアクセス許可を更新するシンプルなツールで構成されています。

またはパッチ適用のかわりに、アプリケーションフォルダに対して手作業でパーミッションを調整することもできます。この場合は書き込み権限を削除して read-only に設定します(ただし実行権限はそのまま保持してください)。

パッチは https://cc.embarcadero.com/item/30850 よりダウンロードできます。(すべての登録ユーザー向けに公開されています)

 

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