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2021年2月 GMブログ– 10.4.2、Delphi 26thほか!

feb 2021 gm update

このブログ記事は、Atanas Popovによる投稿「February 2021 GM Blog – 10.4.2, Delphi’s 26th & More!」の抄訳です。

いよいよ、という気持ちです。ワクチンの供給が進み、ロックダウンが緩和されてきたことで、いよいよビジネスへと復帰する準備が出来てきました。多くの皆さんがそうであるように、私たちも決して立ち止まることはしませんでした。パートナーやオープンソースコミュニティとの協業を拡大して、多くの活動を進めつつ、いよいよ10.4.2のリリースへとそのハードワークも最高レベルに達していました。Delphiのバースデーをお祝いする2月は、私たちにとって特別な月です。そのDelphiも26年の歳月を経て、むしろ若返っています。

RAD Studio 10.4.2リリース!

RAD Studio 10.4.2リリースに関する最初のWebセミナーを終えましたが、1,000人を超える人に参加いただき、3つのセッションで何時間にもわたって質問が続きました。3つのセッションを編集したビデオは、すべての質問を含めると4時間以上の長さになります。製品管理チームが多くのことを実現した10.4.2のリリースに関しては、熱い反応がありました。このリリースによって、メジャーバージョン「10.4 Sydney」は、成熟した段階へと到達しており、多くのユーザーがアップグレードするようになっています。私たちは、お客様に満足いただくことを願っていますが、RAD Studioのような多様性を持つ製品では、ときにそれが困難な場合があります。対処すべきすべての品質上の問題に対処することはできませんが、このリリースでは(10.4.1よりも多い)600以上の問題に対応しており、よりよい方向へと進んでいると考えています。現在、10.4.2をご利用いただくためのさまざまなキャンペーンを実施していますので、購入には最適なタイミングです。

ハッピー26th Delphi!

Delphiバースデーには、毎年多くの時間をかけてお祝いをしています。先ほど、「Delphiが若返っている」なんて言い方をしましたが、実際そうとも言えます。実は、Delphiのユーザーベースが日々若返っているのです。若い開発者がDelphiを知り、夢中になっていくことで、ユーザーベースが若くなっているのです。(ブログの投稿DelphiFeedsを参照すれば)コミュニティのコンテンツ量が劇的に増加していることに気づくのではないでしょうか。ここで、私が気に入っているコンテンツをいくつか紹介しましょう。

私たちは何名かのMVPと協力して、Delphiを他のWindowsソリューションと比較するベンチマークを実施し、すばらしいホワイトペーパー一連のブログ記事を作成しました。当然のことながら、Delphiはすばらしい結果をマークしました。これは懐疑的な人にも最適なコンテンツで、実際、自らそのテストを再現することもできるのです。

もうひとつの楽しいアイテムは、ショーケースコンペティション(ショーケースチャレンジ)です。開発者の世界で優れたケーススタディを獲得することはいつも難しいことですが、こうした事例は大変役に立つものです。現在、200以上のショーケースがブログに掲載されており、現在もその数は増え続けています。これは非常に有機的な取り組みなので、ぜひ皆さんも事例を投稿することをお勧めします。皆さんの開発成果を共有して若い開発者に刺激を与え、いっしょに成長していきましょう。

GetIt Nowについて

全四半期に、RAD Studio向けに利用できるプラグインのディレクトリとして機能するべく、GetItのオンラインバージョンを導入しました。Googleは、こうした情報を見つけるための優れたリソースには違いありませんが、専用のナビゲートが簡単なサイトを用意にすることは、大変便利です。そして実際、実に多くのプラグインやライブラリが存在します。例えば、RAD Studioはゲーム業界でも非常に強力なツールなのはショーケースを見ても明らかなのですが、ゲームの構築に必要なすべてのツールを見つけるは簡単ではありません。私たちは、こうしたリソースをより簡単に見つけられるようにすることに努力を払ってきていますが、今後もより多くの改善がみられることでしょう。私たちは、こうしたエコシステムの改善を続けるためにパートナーやMVPの皆さんに多く依存していますが、皆さんの支援も大いに歓迎します。

学習に関するリソース、C++、InterBase

1年ほど前、カイル・ウィーラーをエンバカデロブランドの新しいGMとして招き入れました。彼の目標は、C++とInterBaseのフォーカスを強化することで、Whole Tomatoへの取り組みと同期して進めています。Whole Tomatoについてご存じない方のために説明すると、Whole Tomatoは、Ideraの開発ツールビジネスのひとつで、Visual Assistという、Visual Studio向けの最も人気のあるC++プラグイン製品を提供しています。カイルは、その役割を広げつつあり、ジム・マッキースや他の多くの人々と連携して、Delphi向けの学習コンテンツの拡充にも尽力してきました。カイルからは、近日中に自身のブログ投稿で、最近の取り組みについて紹介してもらえるはずです。

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