RAD Studio 10.3.3向けに数多くのパッチをリリースしました。これらについて認識いただき、正しくインストールできるように、以下にそのリストと概要を記載します。さらに追加でリリースされたときには、このブログ記事を更新するようにします。
パッチリリース時には、必要なファイルとインストール手順を記載したreadmeファイルが含まれたダウンロードを提供します。また、パッチを告知するブログ記事も投稿します。ブログには、追加のコンテキスト情報が含まれる場合もあります。例えば、Readmeには、インストール手順が記載されていますが、ブログ記事ではなぜそのような手順が必要なのかを解説したり、パッチに関して別の側面から解説したりしています。パッチだけでなく、他にも多くの役立つ情報を投稿していますので、ブログフィードをブックマークに追加しておくことをお勧めします。
加えて、docwikiに掲載された各リリースの「プラットフォームの状況」ページに、すべてのパッチ情報をリストしています。これまで、パッチやホットフィックスについては、ブログ記事で告知してきましたが、現在そして過去のリリースについての履歴も含めこちらを標準的なリファレンスとすることを目指してます。RAD Studio 10.3.3のパッチ情報は、こちらの「プラットフォームの状況」ページで確認できます。
RAD Studio / Delphi / C++Builder 10.3.3は、2019年11月21日にリリースされました。有効なアップデートサブスクリプションに加入されている方は、Webインストーラを使ってインストール(こちらを推奨)できるほか、オフラインのISOインストーラを使用できます。10.3.3のインストールが完了したら、以下のパッチを適用してください。
10.3.3パッチ
以下がパッチリストです(リリース順):
- RAD Studio 10.3.3 iOS 13 ダークテーマパッチ
2019-11-20
iOS 13のブログ記事、パッチのダウンロード - C++Builder 10.3.3 iOSリンクパッチ
2019-12-05
iOS13のブログ記事、パッチのダウンロード - RAD Studioローカライゼーションパッチ
2019-12-06
IDEおよびローカライゼーションに関するブログ記事、フランス語/ドイツ語向けダウンロード、日本語向けダウンロード
※必要な言語のみをインストールしてください。 - RAD Studio 10.3.3 IDEおよびVCLパッチ
2019-12-13
IDEおよびローカライゼーションに関するブログ記事、 パッチのダウンロード - Delphi 10.3.3 Androidデバッガパッチ
2019-12-13
Android 64-bitデバッガのブログ記事、パッチのダウンロード
-
Android サービスパッチ
2019-12-20
Androidサービスパッチのブログ記事、パッチのダウンロード
- RAD Studio 10.3.3 IndyサーバーSSL証明書パッチ
2020-01-10
IndyサーバーSSL証明書パッチのブログ記事 パッチのダウンロード - iPhone XSおよびXRデバッグパッチ
2020-01-18
iPhone XSおよびXRデバッグパッチのブログ記事 パッチのダウンロード - C++Builder スレッドおよびTLSパッチ
2020-01-29
C++BuilderでのスレッドおよびTLSパッチのブログ記事 パッチのダウンロード
- RAD Studio 10.3.3 Midas.dllパッチ
2020-02-25
RAD Studio 10.3.3 MidasおよびDelphi Open Arrayパッチのブログ記事 パッチのダウンロード
- Delphi 10.3.3 Open Arrayパッチ
2020-02-25
RAD Studio 10.3.3 MidasおよびDelphi Open Arrayパッチのブログ記事 パッチのダウンロード
※ 以前のパッチリリースでも同様の記事を掲載しています。併せてご確認ください。
その他の修正
下記の問題についてはワークアラウンドがありますが、パッチとしては提供していません。
- Delphi Android 64-bitアプリ内購入の修正
2019-12-19 - RAD StudioおよびC++Builder 10.3.3のローカライズされたコンパイラの問題
2020-02-25 - RAD Studio 10.3.3向けのAndroidセンサーコンポーネントを使用したリンカーエラー
2020-02-25
各リリースの品質について
エンバカデロでは、RAD Studioがお客様にとって役立つ製品であるように日々努力を続けており、リリース後に発見された問題に対する迅速な修正を行っています。アップデートサブスクリプションに加入いただいていることで、各ポイントのリリースにアクセスでき、数多くの新機能と品質修正を利用できるようになります。10.3.3の例では、皆さんからレポートいただいた180の修正と、Delphi向けAndroid 64-bitサポートなど、いくつかのすばらしい新機能が含まれています。アップデートサブスクリプションにより、開発環境を常に最新の状態に維持できるので、このプログラムにはそれだけの価値があると言えます。