Windows10 は Windows as a Service という方針の元、機能改良がアップデートで提供されるようになり、最初のリリースを含めてこれまでに4つのバージョンが存在しています。
そして今年(2017年)4月には、今後のアップデートは年2回、3月と9月を目標に提供する旨を発表していますが、今年秋のアップデートである Fall Creators Update の提供開始は2017年10月17日との発表がありました。
当初の目標は9月リリースですので、これは概ねスケジュールどおりと言えるだろうと思います。
そして今後も3月、9月を目標としたアップデートが提供されることが予定されていますので、Windows10向けのマイグレーションではこれらのスケジュールを意識しておくことがとても大切です。これから Windows10 対応する場合は、どのタイミングでリリースされる機能アップデートをターゲットとするかを考えておく必要があるからです。
またWindows10でOSのバグ修正や脆弱性パッチを利用するためには定期的にリリースされる機能アップデートをインストールしていることが必要です。しかし機能アップデートにはバグ修正以外の新機能も含まれますので、ご利用中のアプリケーションが問題なく動作するを確認することが求められます。もしもアプリケーションの動作に支障が生じた場合は開発部門や社内IT部門だけの問題ではなく、その業務に関わる社内の他部署、あるいはその業務に関連する取引先や顧客にも影響が及ぶことが懸念されます。
エンバカデロ・テクノロジーズでは「Delphi / C++ Builder 業務アプリケーション 刷新実践法」というセミナーを開催しておりますが、このセミナーのセッションの1つでは Windows 10 にフォーカスし、今までの Windows とどのように違うか、あるいはその違いを理解しつつ、Windows10 対応を進める場合にご考慮頂きたい情報をご案内しています。
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Windows7 のサポートも残り約2年(2020年1月終了)に迫っていますが、Windows7向けのアプリケーションをWindows10に対応させる場合に予算取りを含めた計画を立てるにはそろそろスケジュールが厳しくなりつつありますので、これからプロジェクトを開始される場合は早めに動いていただいた方がよいでしょう。
またセミナーの他にも、アップグレード支援コンサルティング、セミナー、技術文書、ビデオなどのさまざなプログラムや資料をご用意しています。
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