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RAD Studio 11 Alexandriaで変更されたプラットフォーム識別子

この記事は、David Intersimoneのブログの抄訳です

RAD Studio 11.0 Alexandriaの新機能のRTLで小さな変更があり、「プラットフォーム識別子」に新しいプラットフォーム識別子が追加されています。以下は、docwikiの抜粋です。

RTL では、macOS/Arm64 プラット用に、新しいプラットフォーム識別子、pidOSXArm64 が追加されています。既存の識別子 pidAndroid32Arm および pidAndroid64Arm は、新しい pidAndroidArm32 と pidAndroidArm64 に置き換わります。現在、すべてのプラットフォーム関連の識別子は、コンパイラの同じ形式と順番を使用しています: <プラットフォーム名> <アーキテクチャ名> <ビットネス>

プラットフォーム識別子自体は、RAD Studio 11.0よりも前のバージョンから利用できますが、この識別子を使用すると、クロスプラットフォーム開発のプロジェクトに便利です。またプラットフォームに関連するすべての識別子に一貫した命名パターンを使用することで、プログラミングにも役立ちます。

新しいプラットフォーム識別子は、System.Classes.pasおよびSystem.Classes.hppファイルに記述されております。なお、RAD Studio 11.0では、一部のプラットフォーム識別子は、deprecated(非推奨)属性になっていることにご注意ください。

C++Builderに関する注意点:従来のBorlandコンパイラ(bcc32)を使用してビルドすると、上図のスクリーンショットのようにメッセージウィンドウに非推奨の警告メッセージが表示されます。docWikiには、Clang拡張C++コンパイラや非推奨の属性を使用する際の回避策に関する説明があります。docwikiの説明には、”#pragma obsoleteを、deprecated 属性の回避策として使用することができる“と記載されてます。

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