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GetItベースのインストーラーのログを有効にする方法

Author: Shinji Chikugi

 この記事は MARCO CANTUによる、Enabling GetIt Install Logs for RAD Studio Installationの抄訳です。    

RAD StudioのGetItベースのWebインストーラは、時々、かなり曖昧なエラーメッセージで停止します。

これは、ネットワーク接続の問題、奇妙なファイルシステムの構成、ディスク領域の不足、不完全なインストール、および、その他の原因である可能性があります。

しかし、 エラーメッセージの中には、”操作エラー”のように、問題の原因を説明していないものがあります。

将来的には、「フォルダxyzを作成できませんでした」、「ファイルfoo.dcuをフォルダbarにコピーできませんでした」などの特定のエラーが発生していることを確認出来るようにしています。

当面の間ですが、Quality Portalへエラーを詳細に報告する方法として、文書化されていませんが、インストーラの進捗状況のログファイルを生成するためのレジストリの設定があります。

注:インストールと機能マネージャは同じログファイルに出力します。GetItパッケージマネージャーでは出力しません。

 インストールを開始した後 (障害が発生した時点まで、または正常に動作した後)、プロセスを再起動すると構成設定が読み取られます

RegEditを実行し、次のキーに移動します。

HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Embarcadero\BDSxx.0\CatalogRepository

ここでの、xx.0はRAD Studioの内部バージョンです(最新バージョンは19.0など)。

そのキーの下に、 “Debug”という名前のDWORD値を追加し、値に1を設定します。

インストーラーを再起動するか、IDE を再起動して新しい機能を追加すると、システムは次のような場所に詳細なログファイルを作成します。

C:\Users\Public\Documents\Embarcadero\Studio\xx.0\GetItInstall.log

これにより、エラーが発生した場合に詳細な情報を得ることができます。

時間が経過すると同じログファイルが使用され、最後にデータが追加されます。

サポート担当者に連絡するとき、または、インストーラの問題を報告するときこのログファイルを添付することで、コアな問題を特定するのに役立ちます。

 

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