Author: h.mohri
この記事は、DAVID MILLINGTONによるC++ Quality in 10.2.3の抄訳です。 |
すべてのRAD Studioのリリースでは、品質、パフォーマンス、安定性というQPSに焦点を当てています。
C++Builderの最新リリースには以下が含まれています:
- 10.2.0:リンカに関する多くの作業。 改良されたコードジェネおよび最適化; デバッグの改善(デバッグ情報の最小化、デバッグの改善)
- 10.2.1:CodeGuard for Windows 8.1および10; 例外処理、標準、およびデバッグの改善のグループ
- 10.2.2:さらなるリンカーの品質の仕事; 例外処理、テンプレート、エキスポート/インポートの動作などのさまざまな修正が含まれています。
10.2.3でのC++品質
10.2.3では、弊社品質向上は主に次の2つの分野に焦点を当てています。
- コンパイラの品質:codegen、RTL、デバッグの修正
- IDEでのコード補完
両方を見てみましょう。
コンパイラの品質
弊社はいくつかの問題に取組みました。インクルーディングやデバッグ時の問題です。最も顕著なのは大きなスタック変数(1ページ以上のスタック割り当てまたは4KB); System::Exceptionから例外を派生; メモリマネージャと統合; 拡張された(Delphiスタイルの)RTTI生成が含まれます。
コード補完
コード補完は重要なIDE機能です。 C++Builderは長年にわたってC++コードの補完を行っていましたが、時にはそれが私たちが目指す品質ではありませんでした。 将来のリリースでこの機能の重要な計画を立てていますが、その間に既存の実装の経験を大幅に改善することができました。
コード補完にはいくつかの問題がありました。 これらは不完全なものから、補完を呼び出すこと、結果リストが空であることなど、より深刻なものまでありました。例えば、IDEの補完を打止めさせるなどです。 この現象を引き起こすために集まっている問題は数多くあり、弊社が特定したすべての問題は修正されています。
現時点では、次のようになっています。
- コード補完の結果はより頻繁に、より正確に、より速く動作するように改善
- たまに起きる補完の不一致は、解決されました
- IDEの安定性の問題が解決しました
コード補完などのIDEツールを使用する場合、C++Builder 10.2.3を使用すると、生産性が大幅に向上します。
更新を強くお勧めします。