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DelphiアプリケーションでWMIの機能を活用する

utilize power of windows management instrumentation in your delphi applications

企業向けアプリケーションを作成する際に、システム内の管理タスクを自動化する必要がある場合があります。Windows Management Instrumentation(WMI)を使用すると、共通モデル情報によって提供されるクラスを利用して、システムのバージョンに関係なく、ローカルまたはリモートの Windowsベースのコンピュータを制御することができます。

Delphiでは、Windows Management Instrumentation(WMI)に対応したオープンソースのライブラリであるGLibWMIコンポーネントを提供しています。このライブラリは、Windowsシステム管理に特化したコンポーネントのセットで、  DelphiとGLibWMIを使用すると、管理タスクを自動化するためのWMIスクリプトやアプリケーションをとても簡単に作成することができます。

GLibWMIは、GetItパッケージマネージャを開いて、検索ボックスから”WMIというキーワードで検索すると見つかりますので、これを選択してインストールすることができます。

GLibWMIには、2つのカテゴリのコンポーネントセットがあります。

GLibWMIをインストールすると、コンポーネントパレットに上記2つのカテゴリが登録されます。

GLibWMIコンポーネントは、無償で利用可能なオープンソースですが、ライセンスが規定されています。なお、エンバカデロではこのライブラリに関するテクニカルサポートサービスは提供しておりません。

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