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10.3 Rio でビルドしたアプリを Android 9 で利用するための Target Version の設定

この記事はMarco Cantu によるTarget Version for running 10.3 Rio apps on Android 9の抄訳です。

RAD Studio 10.3 RioでビルドしたアプリケーションをAndroid 9で実行するときに、次のスクリーンショットのように ”Detected problems with API compatiblitiy” のメッセージが表示されることがあります。これは https://quality.embarcadero.com/browse/RSP-23008 で報告されている事象です。

この問題はFireMonkeyにおける 制限付きのプラットフォームAPIの呼び出しによるものであり、今後のリリースで対応する予定です。

現時点でこの問題を回避するには AndroidManifest XMLファイルのTargetVersionパラメーターをTargetVersion = 28に設定してください。これでメッセージは画面に表示されなくなります(内部のlogcatのみに出力されます)。

<uses-sdk android:minSdkVersion=”%minSdkVersion%” android:targetSdkVersion=”28” />

10.3 Rio で作成したAndroid向けアプリのプロジェクトがあり、そのターゲットにAndroid 9を含めたい場合は、個々のプロジェクトのManifestファイルをアップデートしてください。

※訳注:この設定調整については、https://www.embarcadero.com/jp/resources/white-papers で公開中の文書「Delphiで始めるビジュアルプログラミング」「C++Builderで始めるビジュアルプログラミング」でも説明しています。

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