RAD Studio / Delphiのすばらしいところは、FireMonkeyフレームワークがモバイルアプリで面倒となる難しい作業の多くを代行してくれることです。 例えば、モバイルデバイスのハードウェアとセンサーの統合は、コンポーネントとランタイムライブラリのおかげで、ずっとシンプルになります。これに自分のイマジネーションを加えれば、オランダの開発者Daan van der Werf氏が開発した「WarmerKouder」のような素晴らしいゲームができあがるのです。
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Delphiによって構築されたWarmerKouder
WarmerKouderは、オランダで非常に人気のある同名の伝統的なゲームをベースにしています。WarmerKouder(英語ではwarmer<温かくなる>, colder<冷たくなる>)は、FireMonkeyフレームワークを介してモバイルデバイスのGPSセンサーと統合することで、ゲームプレイと現実世界を見事にミックスしています。プレイヤーはクエストを選択し、音のヒントに従って最終目的地を絞り込んでいきます。プレイヤーは、目標に近づけば「温かく」なり、遠ざかれば「冷たく」なります。このようなゲームのバリエーションは、おそらく世界のほとんどの地域で親しまれていて、シンプルであるがゆえに幅広い層に親しまれています。
DelphiのGPSセンサー統合で新たな次元へ
開発者のDaan van der Werf氏は、このように解説しています。「GPSデータをONにしてWarmer Colderを起動し、クエストを選択します。アプリの音をヒントに最終目的地に近づけば温かくなり、遠ざかれば冷たくなります。このヒントを確認するためにイヤホンを使うことをお勧めします。最初に目的地を見つけると、このゲームアプリがあなたに自撮りをするよう通知します。だんだんあなたは本気でゲームをしたくなってくると思います。すべての位置情報は記録され、スコアは www.warmerkouder.nl に転送されます。あなたが最初に目的地に到達した人であることが確実であり、かつご自身の詳細情報が提供されている場合には、賞品を提供しています。最初ではなくてもクエストの最終目的地に到着した参加者は、必ず何かを獲得できます。獲得できる賞品は、Tシャツやキャップ、最新のバイク用タイヤセット一式やヘルメットなど様々です。」
イノベーションはいつでも
これは既によく知られている伝統的なゲームを、最新のモバイル端末と私たちが生きる現在の現実世界と組み合わせてアップデートすることができた素晴らしい例と言えます。