Author: Shinji Chikugi
前回の続きです。
Architect版に追加されるツールとして Aqua Data Studioをご紹介しましたが、今回は、追加されるもう一つのツールである、テスト自動化ツールのRanorex Test Automationを簡単にご紹介します。
テストツールとして、RAD StudioにはDUnitがバンドルされていますが、ユニットテスト用です。一方、Ranorex Test Automationは文字通りの自動テストツールで、UIテスト向けのツールです。このような自動テストツールとして、SeleniumやMicroSoft Visual Studio Test Professionalが代表的です。
ほんのさわりですが、実際に自動テストを実行してみましょう。
起動画面です。
テストプロジェクトを作成します。マクロには、C#やVB.NETが使えます。
テストケースが作成出来たので、アプリを登録します。
Delphi/C++Builderの場合は、”Desktop”を選択します。
アプリケーションを操作すると、その内容が記録されます。
Runでアプリケーション実行が「再生」されます。
今回は単なるダイアログを表示させただけですが、UI的に「あるべき姿」を確認して、本当にそのような「挙動」でよいかを確認します。一度作成したテストケースは繰り返し使用できますので、回帰テストなどに役に立ちます。
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