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RAD Studio 12.2の新機能および機能強化一覧

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RAD Studio 12.1から5ヶ月、RAD Studio 12から10ヶ月、新たにリリースされたRAD Studio 12.2では、お客様からのフィードバックを加え、AIパワーを活用したコーディングサポート、64-bitバージョンのコンパイラなど、先進の機能によってアプリケーション開発をより強力にサポートします。

この記事では、RAD Studio 12.2に搭載されたすべての新機能と、強化された機能を紹介します。

新機能

New! Smart CodeInsight:AI を活用したコーディングヘルパーを提供。Smart CodeInsight は、AIプラグイン用のオープンアーキテクチャ。IDEのSmart CodeInsight UIでは、チャットペインと、選択したコードに対する直接コマンドを含むエディタメニューを提供。Smart CodeInsightはOpenTools APIの提供により、開発者が追加のLLMエンジンやAPI用プラグインを作成可能

New! Smart CodeInsightでは、すぐに利用できる3つのオンラインソリューション(OpenAIGoogle GeminiAnthropic Claude)と1つのオフラインソリューション(Ollama)をサポート。[ツール オプション]ページで特定のAIプラグインを有効化し構成。チャットとエディタのデフォルトプラグインの設定も可能

New! Delphi 32-bit (dcc32) および Delphi 64-bit (dcc64) コマンドラインコンパイラの64-bitバイナリバージョン。広大なメモリ空間を利用可能

New! 64-bitバージョンのDelphi LSPエンジンを搭載。メモリ制限がなく、大規模なコードベースをサポート

New! 新しいWin64 C++ ClangでCPUの並列実行によるバッチコンパイル(-jobsパラメータ)

New! 新しいWin64 C++ Clangでランタイムパッケージの使用と生成をサポート

New! Visual Assistの新しい3つのリファクタリング「変数の導入」「使用箇所からの作成」「メソッドの抽出」

New! RAD Studioフォーカスモード:IDEにエディタのみを表示。UIが縮小され、必要機能のみが表示されるため、IDEの複数のペインや機能に気を取られず、思考の中断を回避

New! スクロールバーの注釈:エディタのスクロールバーに、コードが変更された箇所、ブックマークのある箇所、エラーや警告のある箇所などを一目で分かるように表示。OpenTools API を利用しているため、開発者が拡張可能

強化された機能

Enhanced! Clang 15をベースとした新しいWin64向けC++コンパイラ。CランタイムにはUCRTを使用し、C++ランタイムにはLLVMとMingwを組み合わせて使用、LLVMのlibc++ STLを使用。新しいC++ツールチェインは、製品に完全に統合(bcc64x)

Enhanced! IDE上でAndroidアプリのclasses.dexライブラリへのJavaクラスの追加とカスタマイズをサポート。12.2では、Dexファイルの圧縮オプションとネイティブライブラリファイルの圧縮オプション、AndroidマニフェストファイルのtargetSdkVersionの設定、Androidライブラリ(「.aar」ファイル)のインポート機能を追加

Enhanced! エディタ分割ビュー: 複数のエディタを左右、上下に並べて表示。分割エディタを用いれば、同じファイルを並べて編集でき、デザインとコードの両方を画面上に表示可能

Enhanced! 新しいDelphi向けCode Insight実装(Language Server Protocolアーキテクチャ / Delphi LSPをベース)により、コード補完、パラメータ補完、Error Insight、宣言の検索、ツールチップ/Help Insightを提供。インクルードファイルの認識、エージェントプロセスのライフタイム管理の改善や数多くの修正を含む(旧エンジンは削除)。バージョン12では、言語キーワードとコードテンプレートを再搭載し、多くの改善を追加。12.2では、クラスインターフェイスと前方型宣言でのシンボルの自動補完とナビゲーションを改善

Enhanced! LLDBをベースとしたC++ Win64デバッガ。UnicodeString、AnsiString、C++文字列型、vectors、dequesなどの複雑なデータ型の評価を可能にするフォーマッタを搭載

Enhanced! PDBデバッグ情報のサポートを含むClang 15 Win64 C++コンパイラのデバッグサポート

Enhanced! WebStencils:HTMLファイルのサーバーサイドのスクリプトベースの統合/処理を実現。RAD Studioのサーバサイドアプリケーションから提供されるデータを活用し、任意のJavaScriptライブラリを用いたモダンなWebサイトの構築が可能

Enhanced! WebStencilsコンポーネントTWebStencilsProcessorとTWebStencilsEngineを用いて、テンプレートエンジンのカスタマイズ、ファイルの場所とURLマッピングの制御、URLパラメータ定義、オブジェクト、データセット、コレクションをスクリプトに供給。TWebStencilProcessorコンポーネントは、WebBrokerおよびDataSnap で使用されている古いTPageProducerと同じインターフェイスを実装しており置換可能

Enhanced! 既存のTEMSFileResourceコンポーネントとTWebStencilsEngineコンポーネントを組み合わせることで、RAD ServerのWebStencils統合を実現

Enhanced! Swagger open API イニシアティブ (http://swaggeRIO) をベースとしたEMSメタデータの宣言と検索をサポート。これにより、EMSのREST APIの表現にYAMLやJSONといったメタデータ言語の使用が可能。初期ドキュメントは、RAD Serverモジュールウィザードのオプションで生成可能に。12.2では、Swaggerのカスタムメタデータ、APIフィルタリングをサポート

Enhanced! InterBase 2020 Update 6 Developer Edition – ユーザー数最大20名、論理的な接続数最大80までのリモート接続

Enhanced! 無制限配布ライセンスつきのIBLite 2020 Update 6 for Windows

Enhanced! 無制限配布ライセンスつきのIBLite 2020 Update 6 for macOS、iOS、Android

Enhanced! InterBase ToGo配布ライセンス(モバイル向け)。デスクトップおよびモバイル向けの無制限配布の年間サブスクリプションを別途購入可能

Enhanced! IBConsole:InterBase向け統合設定管理ツール。High DPIに対応し、UIを改善

Enhanced! 複数のAWSサービスをサポートし機能拡張を続けるAppercept提供のAWS SDK for Delph(有効なアップデートサブスクリプションでGetItパッケージマネージャから入手可能)

Enhanced! さらに、GetItパッケージマネージャでDelphi / C++向けの多数の専用コンポーネントを提供(現在提供しているコンポーネントは、https://getitnow.embarcadero.com/ で確認できます)

RAD Studio / Delphi / C++Builder 12.2のすべての機能の一覧は、こちらの機能一覧(PDF)をご確認ください。

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