Deleakerは、Visual Studio、Delphi、C++Builder、Qt Creatorsなどの主要な IDEと統合が可能な人気の高い拡張機能であり、ヒープメモリ、仮想メモリ、OLEメモリ、GDIオブジェクト、USERオブジェクト、ハンドルのリークを検出できます。
最も安定したWindowsアプリケーションであっても、リソースリークに免疫があるわけではありません。そして、すべての不具合や問題の中で、特にGDIオブジェクトとメニューで見つかった場合、メモリリークの検出が最も難しい傾向があります。そして不具合の発見と対処が早ければ早いほど、余計なコストがかからないというのが経験則もあり、これらに対処が必要なケースでは、非常に有効なツールとなります。
なお、メモリリークを追跡するのに役立つツールやアドオンの製品はが他に多く存在しますが、Windowsのパフォーマンスを損なう可能性のあるGDIリソースリークを追跡できるものはほとんどありません。 Deleakerは、これが可能な数少ないツールの1つであり、アプリケーションのパフォーマンスへの影響を最小限に抑えます。
さらにDeleakerは単なるメモリリークを見つけるためのツールではなく、継続的インテグレーションで活用することができます。Deleakerには、継続的インテグレーションのプロセスで実行できるコマンドラインツールがあり、リークレポートを作成するためのスナップショットの記録とエクスポートを自動化することができます。
Deleakerの動作要件
Deleakerがサポートする(統合可能な)IDEは、以下の通りです。
- Visual C++ 6.0、Visual Studio 2005、2008、2010、2012、2013、2015、2017、2019
- Delphi / C++ Builder / RAD Studio (10.4にも対応)
- Qt Creator
※Deleakerは、IDEに統合しなくてもスタンドアロン版アプリケーションとして利用可
動作プラットホーム
- Windows 32-bitおよびWindows 64-bitをサポート
- Windows 10で利用する場合は、Microsoft .NET Framework 3.5を有効にする必要あります
Deleakerのデモ
Deleakerを使用した多くの例が掲載されています。DelphiとC++Builderの公式デモは、以下の情報をご覧ください。
Deleakerの入手
Deleakerのトライアル版は、GetItパッケージマネージャを開いて、検索ボックスから”Deleaker”というキーワードで検索すると見つかりますので、これを選択してインストールすることができます。
Deleakerは、softanics社の製品です。この製品のフル機能を利用するためにはsoftanics社のサイトから購入する必要があります。そしてこの製品に関するサポートは、softanics社によって提供されます。