この記事は、Marco Cantu によるNew CData Connectors For August 2018の抄訳です。 |
昨年より EmbarcaderoはCDataと協力し、データレポジトリ、ビジネスサービス、ソーシャルメディアなど、多くのWebおよびクラウドサービスをFireDAC経由で容易に扱えるコネクタを提供しています。これらのコネクタはEnterpriseおよびEnterprise Plusの2種類のパックで利用できます。詳細については https://www.embarcadero.com/jp/products/enterprise-connectors や https://www.cdata.com/jp/firedac/ をご覧ください。
一般的に言えば、開発者の立場から見れば、これらのコネクタは様々なデータソースや全く異なるAPIとの通信を単純なSQLクエリで行うことができ、またIDEに完全に統合されているFireDACドライバとして利用でき、利便性が高いことが特徴です。これによりアプリケーションの構築はとても簡単になり、また情報に対するアクセスは必要に応じて制限をつけることができます。たとえば、私は http://blog.marcocantu.com/blog/2017-november-cross-jira-analysis-cdata-connector.html のブログ記事でこの件について説明しました。
CDataは、ドライバーの対応リストを拡大し、既存のパッケージの一部として追加する形で展開しています(登録ユーザは追加されたドライバを新たに購入することなく利用できます)。この数週間のうちに、CDataはいくつかの新しく興味深いドライバーを追加しました。
Enterprise パック向けには下記の追加ドライバが用意されています:
- Act! CRM
- Excel Online
- Shopify
- Slack
- Survey Monkey
- Kintone
※訳注:Kintone向けドライバのGetItからのインストールは後日対応予定です。
また Instagram と Zendesk 向けにはベータ版が利用できます。
上位エディションのEnterprise Plus パックには、以下のドライバも含まれます。
- Amazon Athena
- Azure Data Management
- SAP Business One
- SAP Hybris C4C
- Salesforce Einstein Analytics
- Splunk
これにより、利用可能なドライバーの総数が100を超えるようになります。
開発者はそれらすべてを使用する必要はありませんが、これらのデータソースの一部だけを使用する場合でもCDataコネクタを使用することで開発時間を大幅に削減できます。
以下は、GetItパッケージの管理画面のスクリーンショットですが、Trial版やBeta版のコネクタがあります。ダウンロードの仕組みは(近い)将来に変更する予定ですが、試用版は引き続き利用可能です。ダウンロードプロセスのみ変更となります。