この記事は David Millington による IDE Hotfix for C++Builder 10.3 Project Options の抄訳です。
RAD Studio 10.3用の修正プログラムが最近リリースされました。その1つは C++Builder 10.3 で発生する多くのIDEの問題を修正します。
RSP-21683: IDE missing Application sub options
プロジェクトオプションダイアログのアプリケーションセクションではアイコンページ(アプリケーションアイコン、スプラッシュスクリーン、および他の画像の設定)、マニフェストページ(高DPI、実行レベル、および他の設定)に必要な2つの設定ペインが正しく表示されませんでした。
この問題はC++Builderのみ影響を受けます。RAD StudioでC++プロジェクトを使用する場合やDelphiでは影響を受けません。 C++Builderだけを購入している場合、またはRAD Studioの一部としてC++の開発を行う際にIDEをRAD StudioのショートカットではなくC++Builderのショートカットから起動している場合に発生します。
Hotfixのアナウンスはこちらでお読みいただけます。また、このHotfixはCodeCentralよりダウンロードできます。このHotfixをインストールすることを推奨します。
その他、コンパイラやRTLに関するいくつかの問題を解決するためのHotfixを近日中に提供する予定です。またC++Builder 10.3向けにアップデートされたBoostライブラリのリリースも新年早々に提供する予定です。