Embarcaderoは、新しいIBLiteエディションとIBToGoサブスクリプションを発表いたしました。
InterBase IBToGo は、組み込み向けのInterBaseデータベースで、無償版のIBLite と機能を比較した場合、暗号化のサポート、データベース ファイルサイズが無制限(IBLiteは、100MB迄)、変更ビュー、その他の拡張機能を提供します。InterBase IBToGo は、Windows、Linux、macOS、Android、iOS 等のマルチプラットフォームで利用可能なソリューションです。IBToGo、IBLite、Server Editionの機能比較は、以下のWebページをご参照ください。
https://www.embarcadero.com/jp/products/interbase/product-editions
今回発表するのは、InterBase IBToGoの新しいライセンスプランです。これはアップデートサブスクリプションで、無制限の配布が可能です。このサブスクリプションでは、IBToGoを組み込んだデスクトップアプリやモバイルアプリの新しいコピーを配布する権利を維持するために、翌年に更新することができます。
以前のIBToGoライセンスは、RAD Studio Enterprise で利用可能なモバイル版を除いて、シートごとのライセンスまたはVAR 契約しかありませんでした。新しいサブスクリプション ライセンスでは、無制限のユーザーと無制限のインストールを対象しており、例えば、IBToGo を使用するモバイルアプリストアへアプリをアップロードすることができ、エンドユーザーが利用するアプリは追加費用を気にする必要なくデプロイできます。デスクトップストア（Apple macOSやMicrosoft Windowsなど）でも同様のライセンス形態でアプリをデプロイできます。
ただし、この新しいプランは中小企業向けであり、売上が2,000万ドルまたはそれに相当する額を超える企業はライセンスの対象外となりますので、どうかご留意ください。大企業向けのライセンスは、Embarcaderoへお問い合わせいただき、VAR販売契約についてご相談ください。
すべての開発者にIBLiteを無償提供
開発者であれば、InterBase Developer Edition を無料で利用することができ、データベースを利用したソフトウェア開発が行えます。また以前からRAD Studio/C++Builder/Delphiの開発者向けに軽量な組み込み版である「IBLite」を無償で提供しておりましたが、その対象を拡大し、今回からRAD Studio/C++Builder/Delphiを使用されていない開発者でも顧客アプリケーションと一緒にIBLiteを無償で配布できるようになりました。
RAD Studio/C++Builder/Delphiをお持ちでない開発者は、以下のURLからIBLiteがダウンロードいただけます。
https://www.embarcadero.com/jp/products/interbase/lite/free-download
IBLite < IBToGo < Server Editionの順にInterBaseデータベースとして利用可能な機能が増えていきますが、InterBaseのデータベースエンジンは互換性が高いため、アプリケーションをあるエディションから別のエディションに移行するのは非常にスムーズです。各エディションの比較については、以下のWebページをご参照ください。
https://www.embarcadero.com/jp/products/interbase/product-editions
InterBaseを利用したソフトウェアソリューションの構築にご興味がある場合、Embarcaderoでは、各ソフトウェア開発会社のニーズに合わせたVAR販売契約も提供しています。