C++Builder 13では、 Windows 64 ビット(モダン) (Bcc64x)を使用する開発者向けの機能が強化されています。本リリースでは、C++開発者はLLVM v20ツールチェーンの一部であるClang v20コンパイラを通じて、ISO C++23言語およびライブラリを利用できるようになります。更新されたBcc64xコンパイラはデフォルトでC++23を使用しますが、必要に応じてC++20またはC++17をターゲットにすることもできます。さらに、本リリースでは、バージョン固有のファイル名(例:libc++-370.dll)を持つ複数の共有ランタイムライブラリ(例:libc++.dll)をサポートし、同一マシン上で異なるバージョンのC++Builderを使用する際のランタイム競合を防止します。
こちらのブログ記事でもC++プロジェクト構成の画面ショットを紹介しております。
RAD Studio 13 Florence 提供開始のお知らせ
ISO C++ 言語およびライブラリ機能テストコンソールアプリケーション
ISO C++ 標準では、C++11 以降で導入された C++ 言語およびライブラリ機能に対応する一連のプリプロセッサマクロが定義されています。これらのマクロを使用することで、プログラム内で C++ 言語およびライブラリ機能の有無をテストできます。詳細については、以下のサイトをご覧ください。
- SD-FeatureTest: 機能テストマクロとポリシー https://isocpp.org/std/standing-documents/sd-6-sg10-feature-test-recommendations
- C++ 機能テスト https://en.cppreference.com/w/cpp/feature_test.html
- C++ 機能テスト定義のチェックとダンプ https://github.com/makelinux/examples/blob/main/cpp/features.cpp
C++ 機能テスト コンソール アプリケーションの出力
C++Builder 13 を使用して、cppreference.com で見つけた featureTest.cpp コードから派生したコンソール アプリケーション プロジェクトを作成しました。以下は、C++Builder 13 機能テスト コンソール アプリケーションの出力です(2025 年 9 月 13 日に実行)。
注: C++Builder 言語およびライブラリ機能テストコンソールアプリケーションプロジェクトのzipは こちらから ダウンロードできます。
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